art-tokyo

小説を書くということ(辻邦生)

<自分の好みを見つける>
「基本的には、非常に強い自分のなかの好み、
核心といってもいい、自分のなかの生命のシ
ンボルをまず発見する。
だれが何と言おうと、ともかく東京が好きだ
とか、隅田川が好きだということだってかま
わないと思います。」

<特別なことは何もない>
「作品を書くために何か特別なことをする必
要はまったくない。むしろ一日一日の歩みの
なか、刻々の時間の移りのなかで、自分が本
当に生きていることをつかんでいるかという
ことのほうが大事だと思います。」

「ものを書くうえで大事なことは、知識では
まったくない。あなた方がものを書くのに必
要なものはすべてもうあなた方のなかにある
んです。」

Comments are closed.