葉隠入門
「戦争中から読みだして、いつも自分の机の周辺に置き、以後二十数年間、折りにふれて、
あるページを読んで感銘を新たにした本といえば、
おそらく、「葉隠」一冊であろう。」
「行動の知恵と決意がおのずと逆説を生んでゆく、
類のないふしぎな道徳書。」
「「葉隠」の影響が、芸術家としてのわたしの生き方を
異常にむずかしくしてしまったのと同時に、「葉隠」
こそは、わたしの文学の母胎であり、永遠の活力の
供給源であるともいえるのである。」
(三島由起夫)
「行動の知恵と決意がおのずと逆説を生んでゆく、
類のないふしぎな道徳書。」
「「葉隠」の影響が、芸術家としてのわたしの生き方を
異常にむずかしくしてしまったのと同時に、「葉隠」
こそは、わたしの文学の母胎であり、永遠の活力の
供給源であるともいえるのである。」
(三島由起夫)