暴行への対処
ソクラテスは妻のクサンチッペにバケツの水をかけられた時、友人に、「何故、黙っているのか?」
という問いつめに、こう答えた。
「相手が人間だったら、私だって怒るよ」
「カトーが顔を殴られたとき、カトーはいきり立ちは
しなかった。侮辱に仕返しもしなかった。侮辱を
赦しもしなかった。彼はただ「侮辱などは全然
なかったよ」と言い切るのであった。」
(セネカ「賢者の毅然たる不動について」)
「カトーが顔を殴られたとき、カトーはいきり立ちは
しなかった。侮辱に仕返しもしなかった。侮辱を
赦しもしなかった。彼はただ「侮辱などは全然
なかったよ」と言い切るのであった。」
(セネカ「賢者の毅然たる不動について」)